ユダヤ教と選民思想

ユダヤ教と言うと、特色として必ず「選民思想」があげられる。選民思想とは、神に救われるのは自分達だけという考え方だ。狭量だなぁと思わなくもないが…。

ユダヤ人の歴史は苦難続きだった。元々は遊牧民で、紀元前15世紀頃、パレスチナの地に定住するが、飢饉をしのぐため、一部のユダヤ人はエジプトへ移住する。ここで、迫害を受けて、モーセの出エジプトとなるわけだ。

パレスチナの地に戻って、建国し、賢王の治世が続くが、その後、国が二分、両国とも他国の侵略を受け、滅亡してしまう。そして、侵略者の新バビロニアに拉致される(バビロン捕囚)。

五十年後、アケメネス朝ペルシアが新バビロニアを滅ぼし、ユダヤ人は解放され、再びパレスチナの地に戻る。だが、今度はローマに屈し、施政下に置かれる。

このように、繰り返し迫害、侵略を受けたユダヤ人は、「周りは皆敵!」という思いを強くしたのではないか。そして、「信仰を堅持すれば、神が全ての敵を滅ぼしてくれる。最後に救われるのは、自分達だけだ」と信心しなければ、苦難を耐え忍ぶことが出来なかったのかも知れない。


参考:「聴くだけ倫理、政治・経済」学研プラス2015年発行p341,342
「聞く教科書山川詳説世界史」山川出版社2014年発行p22

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